2015年 01月 30日
唐辛子加減。 |
ちなみに本は、「ブータンが教えてくれたこと」かわしまよう子。
ブータンにビザを取って入国するとき、隣国で国交の深いインドの人以外は、
国で定められた公定料金というのを外国人は滞在日数分払わなければいけない。
気軽に入国できないのは、この制度があるからだ。
そして、公定料金を支払った分ということで、
ガイド付、ドライバー付、ホテル付、ごはん付なのである。
自由が無いといえばそうだが、行きたいと言えば割とどこへでも連れて行ってもらえる。
ごはんは、できたらもっと地元のローカルなものを食べたかったが、
観光のルートもあり、決まった食事を
きちんとしたレストランやホテルでとった。
ネパールから入った自分としては、料理にスパイスさがなくなり、
味付けも中華寄りになっているのをとても感じた。
美味しかったが、少し物足りなさも感じていた。
ごはんを食べるとき、自分はレストランの中でだが、
ガイド君とドライバーさんは別室で食べていた。
ローカルな食事に興味がある事を、ガイド君に告げると、
ガイド君は「ちょっと待って」と言い、
例の自分たちの食事スペースから、あるものを持って来た。
エマダッツィと言う「赤青唐辛子を溶けたチーズで煮た料理」だった。
ブータンの国民的料理で、みんな大好きだと言う。
喜び、いただく。
それはそれは辛い料理だった。
でも、シンプルな味だがこの辛さがなんとも、また口に運びたくなる。
あとで知ったが、ブータン料理は、世界一辛い料理と称される程、
唐辛子を多用する。
ブータンを訪れた時は、ちょうど唐辛子の収穫後で、どこもかしこも、
唐辛子を干していた。
喜び、いただく。
それはそれは辛い料理だった。
でも、シンプルな味だがこの辛さがなんとも、また口に運びたくなる。
あとで知ったが、ブータン料理は、世界一辛い料理と称される程、
唐辛子を多用する。
ブータンを訪れた時は、ちょうど唐辛子の収穫後で、どこもかしこも、
唐辛子を干していた。
屋根という屋根に。
外国からのお客さんである私達には、マイルドな、
きっと外国人が喜んでくれるだろうという味付けの料理が出ていたのだと思う。
それはそれで嬉しい。
でも、「もっとこういうのが食べたい!」って思った。
言葉にもしたが、表情から伝わったのだろう、
次の食事からは、
ガイド君からの差し入れが恒例となり、
「通常のバイキング+差し入れ」を食す毎日となりました。
by lifeisatrip92
| 2015-01-30 16:33
| ブータン